日中子ども自然体験交流キャンプ事業趣旨と経緯
 私たちは、今を生きる人間として、21世紀の国際社会を「友好と親善の時代」にしていきたいと心から願っています。ことに、私たちの暮らすアジア地域の国々は、近隣国としてより一層の信頼と友好をはぐくみ、各国市民の幸福を実現し国際社会の平和と発展に貢献していくことが求められています。しかし、現実のアジア情勢は、政治や経済に関わる諸問題によって各国の関係は遠ざかる傾向にあり、アジア地域の国々はますます「近くて遠い国」となっていることを認めざるを得ません。
  私たちは、アジア地域に暮らす一市民として、様々な課題を乗り越え、「近くて親しい国」となれるように市民サイドとしての具体的なアクションを起こして行く必要があると考えます。
  そのアクションの中で最も重要と考えているのが、アジア地域の未来を担っていく各国の子ども達の友好と親善です。新しい時代の主人公たる子ども達が、お互いの「違い」を理解し、それを豊かさとして捉えていく力、そして、今を共に生きる同じ人間としてお互いの尊さを感じられる力を育んでいくための機会が、あらゆる場所と方法で提供されなければならないと考えています。

 こうしたなかで中国浙江省人民対外友好協会、福井県日本中国友好協会(会長;酒井哲夫福井市長)、国際交流や環境保全活動に取り組むNPO法人パートナーシップセンターなどと協力・連携し、日本・中国子ども自然体験交流キャンプを2004年8月に実施することになりました。

 活動フィールドは、福井県福井市(事業実施当時は旧美山町内)の上味見地域です。足羽川の支流が流れ、緑と山に囲まれた、思わず懐かしくなるようなのんびりとした風景が広がっています。地域が育んできた自然と歴史・文化、そして人々のあたたかさに触れながら、廃校となった小学校跡を活動拠点に本自然体験キャンプを実施します。

  こうしたフィールドで日本の子ども達が中国の子ども達とともに自然環境、歴史と生活文化に触れ、遊び、学び、そして国際的な友情を深めていけるようなプログラムを提供したいと考えています。ご参加を心よりお待ち申し上げます。

                                    2004年5月


                     




日中キャンプ
トップへ